創業明治6年、日本を代表するクラシックホテル「日光金谷ホテル」。歴史ある建物と格式高い雰囲気に憧れて、一度は泊まってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、いざ予約しようとすると

「本館、新館、別館、第二新館…どれを選べばいいの?」
と迷ってしまいますよね。実は金谷ホテルには4つの館があり、それぞれ特徴が全く異なるんです。
この記事では、各館の特徴から目的別のおすすめ客室、さらには大浴場やドレスコードなど宿泊前に知っておきたい情報まで、徹底的に解説していきます。初めて泊まる方も、リピーターの方も、ぜひ参考にしてくださいね。
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日光金谷ホテルの4つの館を理解しよう
まず最初に押さえておきたいのが、金谷ホテルは4つの異なる館で構成されているということ。それぞれ建築年も雰囲気も全く違うので、ここをしっかり理解しておくと客室選びがグッと楽になります。
各館の建築年と特徴
本館(1893年築)
最も歴史がある建物で、なんと築130年以上!クラシックホテルの雰囲気を最も色濃く感じられるのがこの本館です。木造一部大谷石造の和洋折衷建築で、格天井の部屋やレトロな設備など、歴史の重みを肌で感じることができます。
新館(1901年築)
「新館」という名前に騙されないでください(笑)。実は別館より古い、築120年以上の建物なんです。本館と渡り廊下で繋がっていて、静かな環境が特徴。小山薫堂氏プロデュースのデザイナーズルームN35が人気です。
別館(1935年築)
2023年7月に大規模リニューアルが完了したばかりの館。歴史ある建物ながら、バリアフリー対応や最新の水回り設備を備え、和の趣を残しながらも快適性を追求した空間になっています。新しさと歴史のバランスが絶妙ですね。
第二新館(1961年築)
4つの館の中で唯一の鉄筋コンクリート造。60㎡を超える広々とした客室が特徴で、ファミリーでの利用にも最適です。現代的な設備を重視する方におすすめの館と言えるでしょう。
各館の位置関係も要チェック
フロント、メインダイニング、バー「デイサイト」、ギフトショップなど、主要な共用施設はすべて本館に集中しています。
本館と新館は渡り廊下で繋がっているので、雨の日でも濡れずに移動できます。第二新館も本館と建物内で繋がっているので安心ですね。

ただし、別館だけは独立した建物になっているため、雨の日は傘が必要です。とはいえ、別館の入り口には傘が用意されているので、そこまで心配する必要はありませんよ。
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【目的別】あなたにぴったりの客室はこれ!
さて、ここからが本題です。あなたの旅の目的に合わせて、おすすめの客室をご紹介していきますね。
クラシックホテルの雰囲気を存分に味わいたいなら
➡ 本館デラックスツインがおすすめ!
初めて金谷ホテルに泊まるなら、まずは本館のデラックスツインを選ぶことを強くおすすめします。なぜなら、ここが日光金谷ホテルの「代表的客室」だから。
本館デラックスツインの魅力は、何と言っても「一つとして同じ部屋がない」という個性豊かな造り。公式サイトにも「同じ客室を探すのが難しい」と書かれているほど、それぞれの部屋に個性があるんです。
広さは33〜62㎡とかなりバラつきがありますが、中でも特におすすめなのが格天井(ごうてんじょう)の部屋。天井を格子状に組んだ伝統的な日本建築の技法で、まるで美術館にいるような気分を味わえます。

例えば29号室は、約42㎡の正方形プランで天井高3.24m。大きな窓からは日光の自然が眺められ、スチーム暖房などレトロな設備も現役で使われています。歴史上の偉人も宿泊した記録が残っているので、同じ部屋に泊まったと思うとなんだかワクワクしませんか?
最新設備で快適に過ごしたいなら
➡ 別館(2023年7月リニューアル済)がおすすめ!
「歴史も大事だけど、やっぱり設備の新しさも外せない」という方には、2023年7月にリニューアルしたばかりの別館が最適です。
バリアフリー対応の最新設備を備えながら、和の趣はしっかり残されているので、快適さと雰囲気の両方を楽しめるんですよ。特に水回りは最新式で、「クラシックホテルだから設備が古いかも…」という心配は無用です。

別館スイート、別館コーナー、別館デラックスから選べますが、どの部屋も落ち着いた和モダンな空間になっています。足腰に不安がある方や、お年寄りと一緒の旅行にも安心ですね。
静かな環境でゆっくりしたいなら
➡ 新館デラックスモダンタイプ(特にN35)がおすすめ!

Hotel in Hotel N35 -ツイン-(出典:楽天トラベル)
本館の賑わいから少し離れて、静かにゆっくり過ごしたい…そんな方には新館がぴったりです。
新館は全5室という少数制なので、プライベート感たっぷり。中でも人気なのが、小山薫堂氏プロデュースのデザイナーズルーム「N35」です。34㎡の空間に洗練されたデザインが施され、特別な滞在を演出してくれます。

メインダイニングへのアクセスも良好なので、静けさと利便性の両方を求める方にはベストな選択と言えるでしょう。
広々とした部屋でファミリー利用したいなら
➡ 第二新館コーナーツインルーム(60㎡以上)がおすすめ!
家族連れや、グループでの宿泊なら、第二新館のコーナーツインルームが断然おすすめ。なんと60㎡以上という広々とした空間で、荷物を広げても余裕があります。
コストパフォーマンス重視なら
➡ 本館スタンダードA・Bまたは第二新館スタンダードAがおすすめ!

スタンダードツインルーム(出典:楽天トラベル)
「できるだけリーズナブルに泊まりたいけど、金谷ホテルの雰囲気は味わいたい」という方には、スタンダードクラスの客室がおすすめです。

本館のスタンダードなら、比較的お手頃な価格でクラシックホテルの歴史的雰囲気を楽しめます。第二新館のスタンダードも、現代的な設備で快適に過ごせますよ。
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大浴場はあるの?入浴施設について
ここで多くの方が気になる「温泉」「大浴場」について、正直にお伝えしますね。
残念ながら温泉・大浴場はありません
実は、日光金谷ホテルには温泉施設も大浴場もありません。基本的には各客室のバスルームでの入浴となります。
「え、それは残念…」と思った方、ちょっと待ってください!クラシックホテルならではの楽しみ方があるんです。
貸切の家族風呂があります
本館には貸切で利用できる家族風呂が用意されています。温泉ではありませんが、ゆっくりリラックスできる空間になっているんですよ。
- 利用時間:15:00〜22:00
- 料金:1時間2,000円
- 予約制:チェックイン時またはフロントで予約
家族やカップルで気兼ねなく入浴を楽しみたい方には、とてもおすすめです。人気なので、チェックイン時に早めに予約しておくといいですよ。
各客室のバスルームも魅力的
全客室にバスルームとシャワー設備が完備されていて、特に2023年7月にリニューアルした別館は最新の水回り設備が整っています。

本館のレトロな雰囲気のバスルームで、ゆっくり一日の疲れを癒すのも、クラシックホテルならではの贅沢な時間。温泉がなくても、十分に満足できる入浴体験ができますよ。
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朝食とドレスコード、知っておきたいダイニング情報
金谷ホテルでの食事も、宿泊の大きな楽しみのひとつ。でも、ドレスコードについて不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
朝食は歴史あるメインダイニングで
朝食は本館のメインダイニングでいただきます。格式ある空間で、クラシックホテルらしい優雅な朝の時間を過ごせますよ。歴史的な内装を眺めながらの食事は、それだけで特別な体験になります。
ドレスコードについて(スニーカーはNG?)
ここ、けっこう重要なポイントです。特に初めて泊まる方は不安に思いますよね。
- 男性:襟付きシャツ、長ズボン推奨
- 女性:ワンピースやブラウス&スカート推奨
- 避けるべき服装:ビーチサンダル、短パン、タンクトップなどカジュアルすぎる服装
そして気になるスニーカー問題。基本的に、ディナー時のスニーカーはNGと考えておいた方が無難です。男性なら革靴やローファー、女性ならパンプスやきれいめのフラットシューズがおすすめです。
「でも、日光観光でスニーカーじゃないとキツイよね…」という声が聞こえてきそうですね(笑)。もちろん、日光観光の際はスニーカーで全然OK!ただ、ホテルに戻ってディナーの前には履き替えるというのがスマートな楽しみ方です。
朝食時は比較的カジュアルでもOKですが、それでもリゾートカジュアル程度の服装が望ましいですね。あまりにもラフすぎると、せっかくの格式ある空間が台無しになってしまいます。

ドレスコードと聞くと「ハードルが高い…」と感じるかもしれませんが、要は「ちょっとおしゃれして特別な時間を楽しもう」というホテル側の思いなんです。せっかくの金谷ホテル、少しおめかしして非日常を満喫しちゃいましょう!
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予約時に知っておきたい注意点
さて、「よし、泊まってみよう!」と決めた方に、予約前に知っておいてほしいポイントをいくつかご紹介します。
同じ客室タイプでも部屋によって違う
これ、本当に重要なポイントです。例えば「本館デラックスツイン」と予約しても、広さが33〜62㎡とかなり差があるんです。同じタイプでも一つとして同じ部屋はないので、それぞれに個性があります。
特に格天井の部屋を希望する場合は、予約時にリクエストしておくことをおすすめします。「格天井の部屋を希望します」と一言添えるだけで、可能な範囲で配慮してもらえる可能性が高まりますよ。
別館は雨の日の移動に注意
別館は独立した建物のため、本館への移動時に雨だと濡れてしまいます。とはいえ、別館の入り口には傘が用意されているので、そこまで心配する必要はありません。
ただ、足腰に不安がある方や、頻繁に本館のレストランやバーを利用したい方は、本館や新館、第二新館を選んだ方がストレスなく過ごせるかもしれませんね。
限定客室もあります
第二新館の「オレンジスイート」は一休.com限定の客室です。特別な空間で過ごしたい方は、一休.comから予約すると良いでしょう。

他にも、楽天トラベルなら楽天ポイント、じゃらんならdポイントやPontaポイントが貯まるので、普段使っているポイントサービスに合わせて予約サイトを選ぶのも賢い方法ですね。
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基本情報とアクセス
最後に、基本的な情報をまとめておきます。
| 施設名 | 日光金谷ホテル |
| 郵便番号 | 321-1401 |
| 住所 | 栃木県 日光市上鉢石町1300 |
| アクセス | 東武・JR日光駅よりバス約5分、神橋バス停下車 日光-宇都宮有料道路日光ICより神橋交差点近く 日光東照宮より徒歩15分 |
| 駐車場 | 有り(屋外) 60台 無料 予約不要 |
施設基本情報
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
- 駐車場:無料60台
- 送迎バス:あり
エレベーター情報
各館のエレベーター情報も確認しておきましょう。
- 本館:あり
- 別館:2023年リニューアルで新設
- 新館:本館と繋がっている
- 第二新館:あり

全ての館にエレベーターがあるので、大きな荷物がある方や、階段が苦手な方も安心ですね。
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まとめ:初めてなら本館デラックスツインから!
さて、ここまで日光金谷ホテルの客室について詳しく見てきましたが、結局どれを選べばいいの?という方へ。

初めて泊まるなら、本館デラックスツインが断然おすすめです。
クラシックホテルの雰囲気を存分に体験できる上、メインダイニングやバーへのアクセスも便利。特に格天井の部屋なら、忘れられない特別な体験になること間違いなしです。
2回目以降は、目的に応じて選んでみてください。
- 設備重視なら:別館(2023年リニューアル)
- 静寂重視なら:新館
- 広さ重視なら:第二新館
一つとして同じ部屋がないので、リピーターでも毎回新鮮な体験ができるのが金谷ホテルの魅力。何度訪れても飽きることはありません。
予約前の最終チェックリスト
□ 希望する館と客室タイプを決めた
□ 格天井など特定の部屋希望があれば予約時にリクエストを書いた
□ ディナー予定があればドレスコード対応の服装を準備(スニーカーは避ける)
□ 別館希望の場合は雨天時の移動を考慮した
□ 貸切家族風呂を利用したい場合はチェックイン時に予約すると決めた
このチェックリストを確認すれば、準備は万端です!
創業150年以上の歴史を持つ日光金谷ホテル。単なる宿泊施設ではなく、日本の近代化とともに歩んできた「生きた歴史」そのものです。館内を歩けば、随所に歴史の重みと先人たちの思いを感じることができるでしょう。

あなたも日光金谷ホテルで、特別な時間を過ごしてみませんか?きっと、一生忘れられない思い出になるはずですよ。













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