こんぴらさんの参拝にぴったりの「ことひら温泉 琴参閣」。いざ予約しようとすると、「讃水館」と「飛天館」という2つの館が出てきて、

「えっ、どっちがいいの?」
と手が止まってしまいますよね。
同じ宿の中にある館なのに、お部屋の雰囲気、入れるお風呂、夕食の会場、そして料金まで、意外としっかり違いがあります。予約画面を見ただけでは、何が違うのか分かりにくいのが正直なところです。

そこでこの記事では、琴参閣 讃水館 飛天館 違いを、料金・客室・温泉・食事・動線の5つの角度から整理しました。あわせて、泊まった人の口コミの傾向と、旅のスタイル別にどっちがいいかの選び方もまとめています。
先に結論をひと言で
コスパ・賑やかさ・湯めぐりを楽しみたいなら「讃水館」、個室での食事・宿泊者専用の展望風呂・特別感を味わいたいなら「飛天館」が選びやすいです。
迷ったら、讃水館の「露天風呂付き客室」という第三の選択肢もあります。くわしくは本文でお話ししますね。
まずは気になる日程の空室と料金を見てみる
【結論】琴参閣の讃水館と飛天館はどっちがいい?タイプ別の早見
最初に、「結局どっちがいいの?」という方のために、タイプ別の目安を置いておきますね。
讃水館が向いている人
- 家族旅行やグループ旅行で、にぎやかに過ごしたい
- 大浴場やサウナなど、いろいろなお風呂を楽しみたい
- 宿泊費をおさえて、その分を観光や食べ歩きに回したい
- 夕食はバイキングのように、気軽に楽しめるほうがうれしい
飛天館が向いている人
- 夫婦旅や記念日など、宿で過ごす時間そのものを特別にしたい
- 夕食は個室や料亭で、周りを気にせずゆっくり食べたい
- 宿泊者だけが入れる展望露天風呂「八雲の湯」に入りたい
- チェックインから部屋までの移動を短くしたい

どちらが「上」というより、旅の目的で相性が変わると考えるのがいちばんしっくりきます。
琴参閣ってどんな宿?基本情報と2つの館の関係
琴参閣は、金刀比羅宮(こんぴらさん)の表参道まで徒歩5分ほどという、参拝にとても便利な場所にある温泉旅館です。讃水館と飛天館は同じ宿の中にある2つの棟で、楽天トラベルなどでは1つの宿として載っていて、お部屋の名前の頭に「讃水館」「飛天館」と付くことで区別されています。
| 所在地 | 香川県仲多度郡琴平町 |
|---|---|
| アクセス | JR琴平駅から徒歩約5分、琴電琴平駅から徒歩約3分。車なら高松自動車道の善通寺ICから約10分 |
| チェックイン/アウト | 15:00/10:00 |
| 駐車場 | 無料の駐車場あり(台数や条件は公式サイトで確認してくださいね) |
| そのほか | 全館禁煙。日帰り入浴は行っていないので、温泉に入るなら宿泊が必要です |

ここで覚えておきたい共通点がひとつ。讃水館1階の大浴場は、飛天館に泊まっても入れます。「飛天館にしたら大きなお風呂に入れないの?」という心配は、いりませんよ。
琴参閣 讃水館と飛天館の違いがひと目でわかる比較表
まずは全体像をつかめるように、違いを表にまとめました。くわしい説明は、このあと項目ごとにお話しします。
| 比較ポイント | 讃水館 | 飛天館 |
|---|---|---|
| 雰囲気 | 気軽に泊まれて館内が使いやすい | 上質で落ち着いた特別感 |
| 主な客室 | 和室・洋室・和洋室など幅広い。 リニューアルした露天風呂付き客室もあり |
和室12.5畳が中心。 ベッド付き和室もある。 全室こんぴらさんのある山側 |
| 入れるお風呂 | 1階の大浴場 (サウナ・庭園露天風呂など) |
大浴場+10階の宿泊者 専用展望露天風呂「八雲の湯」 |
| 夕食の会場 | 広間が基本(日によって個室対応も)。 混む日はバイキングのことも |
料亭の個室または広間。 個室確約のプランもある |
| 朝食 | 和定食かバイキング (選べない場合あり) |
和定食が中心(プランによる) |
| フロントまでの動線 | 3階の渡り廊下を通って移動 | 同じ館の1階にあり、移動が短い |
| 料金の傾向 | 比較的おさえやすい | 同じプランなら少し高め |
| 向いている旅 | 家族・グループ・観光中心 | 夫婦旅・記念日・ご褒美旅 |
讃水館と飛天館の空室を見比べる
違い① 客室のグレードと広さ・眺望
最初にいちばん分かりやすいのが、お部屋の違いです。
讃水館:選択肢が広くて、人数や予算に合わせやすい
讃水館は、和室・洋室・和洋室と、お部屋のタイプが幅広いのが魅力です。人数や予算に合わせて選びやすいので、家族旅行や三世代旅行でも使いやすいんですよね。
ただ、気になる声としては、壁紙やドアまわりなどに年季を感じるという口コミがあります。とくに洋室は16㎡ほどなので、荷物を広げたい方には少し窮屈に感じる場合もあるようです。

讃水館 4階リニューアル露天風呂付客室(出典:楽天トラベル)
飛天館:広さと上質感、そして山側の眺め
飛天館は、和室12.5畳を中心に、ベッド付きの和室などが用意されています。お部屋はすべてこんぴらさんのある山側を向いているので、眺めを外したくない方には安心です。

飛天館露天風呂付き客室(出典:楽天トラベル)

「部屋に入った瞬間の満足感を大事にしたい」「部屋で過ごす時間も旅のうち」という方は、飛天館のほうがしっくりくると思います。
讃水館の部屋の向きについて
讃水館は、お部屋の向きが町側と山側に分かれています。予約サイトの部屋名では向きを選べないことがあるので、眺望を重視するなら、飛天館か、こんぴらさん側の露天風呂付き客室を選ぶと安心です。
違い② 温泉・お風呂はここが大きく違う
お風呂の違いは、どっちがいいかを決めるうえで、いちばん大きなポイントかもしれません。
讃水館1階の大浴場は、どちらの館に泊まっても入れる
讃水館1階の大浴場「こんぴらの湯・かぶきの湯」は、サウナや庭園露天風呂など種類が多く、四国最大級をうたう宿自慢のお風呂です。営業時間は、朝は5:00〜9:30、午後は15:00〜24:00が目安で、朝は男女入れ替えがあります。

讃水館1階大浴場(出典:楽天トラベル)
飛天館10階の「八雲の湯」は宿泊者専用
飛天館10階には、飛天館に泊まった人だけが入れる展望露天風呂「八雲の湯」があります。こんぴらさんや讃岐平野を見渡せて、人が少なく、貸し切りのように入れたという口コミも目立ちます。営業時間は朝5:00〜10:00、午後15:00〜24:00が目安です。

ここで注意してほしいのが、八雲の湯は飛天館に泊まった人だけのお風呂だということ。讃水館に泊まると入れません。
⚠️ 「露天風呂付き客室」は温泉ではありません
讃水館にも飛天館にも露天風呂付きのお客室がありますが、お部屋のお風呂は温泉ではなく、沸かし湯だと案内されています。温泉に入りたいときは、大浴場か八雲の湯へ、と覚えておくとがっかりしませんよ。

なお、入浴時間は変更される場合があります。お出かけ前に、公式サイトで最新の案内をチェックしておくと安心です。
違い③ 夕食・朝食の会場と雰囲気
夕食:讃水館は広間、飛天館は料亭の個室も
基本の夕食は、どちらも和食の会席料理です。ただ、食べる場所に違いがあります。讃水館は広間が基本で、日によって個室対応ができることもあります。一方の飛天館は、宿泊者専用の料亭「一力茶屋」の個室や、広間が用意されています。

特別会席『極』【飛天館冬季限定プレミアムプラン】(出典:楽天トラベル)

「静かにゆっくり食べたい」「記念日だから周りを気にしたくない」という方は、プラン名や会場欄に「個室確約」と書かれているプランを選ぶのが確実です。
讃水館は、混む日にバイキングになることも
讃水館では、週末や夏休みなど混み合う日の夕食がバイキングになることがあります。飲み放題つきで楽しかったという口コミも多く、にぎやかに食べたい家族にはうれしいポイントです。

夕食バイキングイメージ(出典:楽天トラベル)
朝食:選べないことがあるので要チェック
朝食は、和定食かバイキングのどちらかになり、選べないプランがあります。バイキングは和洋の品数が多いと好評ですが、「必ずバイキング」とは限らないので、予約前にプランの条件を見ておきましょう。

朝食バイキングイメージ(出典:楽天トラベル)
違い④ 料金の差はどれくらい?その差額で何が変わる?
気になる料金です。琴参閣の料金は、日にちや人数、食事内容で大きく変わります。そのうえで、同じ「基本宿泊プラン」どうしを比べた調査では、次のような傾向が見られました(2026年10月時点の目安です)。
| 2人1室・ふだんの平日 | 讃水館の和室より飛天館の和室が、1室あたり約6,600円(1人あたり約3,300円)高め |
|---|---|
| 2人1室・土曜 | 差は広がって、1室あたり約7,700円(1人あたり約3,850円)ほど |
| 讃水館の露天風呂付き客室 | 飛天館の和室より、1室あたり約2,200円高いくらい(2人利用の場合) |
| 4人1室 | 讃水館の露天風呂付き客室は、飛天館の和室より高くなる例もある |
※料金は時期や空室状況で変わります。実際に泊まる日の総額は、予約サイトで必ず確かめてくださいね。
差額で増えるもの
- お部屋の満足度(広さや新しさ)
- 夕食・朝食が個室になりやすいこと
- 宿泊者専用の展望露天風呂「八雲の湯」
- フロントと同じ館で、移動が短いこと
差額を払っても変わらないもの
- 讃水館1階の大浴場(どちらの館でも入れます)
- カラオケや卓球、居酒屋など、讃水館1階の遊び場
- お部屋の露天風呂が温泉ではないこと

こうして見ると、1人3,300円ほどで「お部屋・個室食・八雲の湯」が手に入るというイメージです。この3つにときめくなら飛天館、「大浴場とバイキングで十分」なら讃水館、と考えると決めやすいですよ。
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違い⑤ フロアマップで見る館内の動線と移動のしやすさ

意外と見落としがちなのが、館内の移動です。琴参閣は、フロント・売店・ラウンジが飛天館の1階にあります。
飛天館に泊まるなら、チェックインからお部屋までが1つの館で済みます。一方の讃水館に泊まると、フロントから3階の渡り廊下を通って讃水館へ移り、エレベーターを乗り継いでお部屋へ向かう流れになります。

館内に大きな段差はありませんが、足の弱いご家族と一緒なら、飛天館のほうがラクだったという声もありました。逆に、カラオケや卓球、居酒屋は讃水館の1階にあるので、飛天館の方も夜は讃水館へ遊びに行く形になります。
【口コミ】琴参閣 讃水館と飛天館の評判を館別に整理
ここからは、宿泊した方の口コミの傾向を、館ごとにまとめていきます(口コミそのものではなく、複数の口コミから見えた傾向を私なりにまとめたものです)。
讃水館の口コミ
良い声として多いのは、朝食バイキングの品数の多さ、大浴場の広さ、そして駅やこんぴらさんに近い立地です。古さはあるけれど掃除が行き届いている、スタッフが親切、という声も目立ちます。
気になる声は、お部屋や設備の古さ、洋室の狭さ、混む日の会場の混雑、フロントからの移動の長さなどです。
飛天館の口コミ
良い声は、お部屋の広さときれいさ、個室での食事、八雲の湯からの眺めが三本柱です。「落ち着いて過ごせた」「また泊まりたい」という声が多く、お部屋の評価は讃水館より高めの傾向がありました。
気になる声は、八雲の湯が大浴場ほど広くないこと、大浴場へ渡り廊下で移動する手間、個室の朝食が和定食なので子どもには合わなかったこと、などです。
口コミを読むときのコツ
- 泊まったお部屋の名前を確認する(館や部屋タイプで感想が変わります)
- 投稿時期を見る(リニューアル後の口コミかどうか)
- 自分が気になる点(静かさ、移動、食事など)だけを拾って読む
最新の口コミを予約サイトでチェック
【どっちがいい?】旅行スタイル別の選び方
ここまでの違いをふまえて、旅のスタイル別に「どっちがいいか」をまとめました。
| こんな旅 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 夫婦旅・ 記念日 |
飛天館 | 個室食と八雲の湯で、静かに 特別な時間を過ごせます。 部屋風呂が好きなら讃水館の 露天風呂付き客室も候補です |
| 赤ちゃん連れ | 讃水館の 露天風呂付き客室 |
お部屋のお風呂で、 家族だけで入れるのが便利です |
| 小学生くらい の子連れ |
讃水館 | バイキングや卓球、ゲームコーナーなど、 子どもが楽しめるものがそろっています |
| 足の弱い親と の旅行 |
飛天館 | フロントと同じ館で動けるので、 移動の負担が少なめです |
| 4人家族 | 費用重視なら讃水館/ ゆったりなら飛天館 |
讃水館の露天風呂付き客室は、 4人だと飛天館の和室より 高くなる場合があります |
| 観光中心の旅 | 讃水館 | 宿泊費をおさえて、 食べ歩きやお土産にまわせます |
迷ったときの3つの質問
- 夕食は個室でゆっくり食べたい? → YESなら飛天館
- 展望露天風呂「八雲の湯」に入りたい? → YESなら飛天館
- 大浴場とバイキングでにぎやかに過ごしたい? → YESなら讃水館

3つのうち2つ以上が飛天館なら、飛天館。そうでなければ、讃水館から探すと失敗しにくいですよ。
予約前に知っておきたい注意点とお得に泊まるコツ
- 飛天館に確実に泊まりたいなら、最初から飛天館のお部屋を予約しましょう。讃水館で予約して、空きがある日に飛天館へ案内されたという口コミもありますが、約束されたものではありません。
- 「露天風呂付き」でも温泉ではないことを、頭に入れておきましょう。
- 同じ日程・人数・プランで比べないと、料金差が正しく分かりません。
- クーポンやポイントで総額が変わることがあります。予約サイトごとに見比べてみてくださいね。
- 「無料グレードアップ」や「直前割」などの特別プランは、販売期間や条件があるので、見つけたらチェックしておきましょう。
琴参閣 讃水館と飛天館のよくある質問
まとめ:琴参閣 讃水館と飛天館の違いと、どっちがいいか
最後に、琴参閣の讃水館と飛天館の違いをおさらいしますね。
- 讃水館:お部屋の選択肢が広く、大浴場とバイキングでにぎやかに過ごせる。料金もおさえやすい
- 飛天館:お部屋が広く、個室食と宿泊者専用の八雲の湯で、特別な時間を過ごせる
- 同じプランで比べると、飛天館は1人3,300円ほど高めが目安。讃水館の露天風呂付き客室という選択肢もある
- 大浴場はどちらの館でも入れる。客室の露天風呂は温泉ではない
家族でにぎやかに、費用をおさえるなら讃水館。個室の食事と展望風呂でゆっくりなら飛天館。これが、私がいちばんしっくりくる選び方です。

どちらを選んでも、こんぴらさんの参拝に便利な立地と、広々とした温泉は共通の楽しみです。ぴったりのお部屋を見つけて、素敵な旅の思い出をつくってくださいね。
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