伊勢神宮参拝のために毎年伊勢を訪れる方は多いと思いますが、伊勢神宮の他にも伊勢にはさまざまなご利益があるパワースポットがいっぱいあります。伊勢のおすすめのお寺や神社を紹介したいと思います。
猿田彦神社(伊勢神宮内宮周辺)
猿田彦神社は、倭姫命を五十鈴川上に案内し、内宮造営の地をお薦めした大田命と、その先祖で天孫降臨の際に神々を先導した「みちひらきの神」の猿田彦大神をお祀りしている神社です。
境内社の「佐瑠女神社」があり、神楽・技芸・鎮魂の祖神と仰がれる天宇受女命が祀られており、芸能・スポーツ関係者に人気の社。
境内には、他に下記の見どころがある。
- 方位石(かつて御神座があったことを示す石柱。方角が刻まれ、直接触れる)
- たから石(宝舟を思わせる縁起の良い舟形の石。蛇が乗っているように見え縁起が良い)
- 御神田(境内の裏手にある田んぼ。毎年5月5日には御田祭が行われる)
住所 | 〒516-0026 三重県伊勢市宇治浦田2丁目1−10 |
アクセス | JR・近鉄伊勢市駅から三重交通バス内宮前行きで16分、 猿田彦神社前下車すぐ |
料金・時間・休日 | 終日無料・時間や休日なし 授与所受付時間:午前8時30分〜午後5時00分 |
駐車場 | 70台 |
二見興玉神社(二見)
伊勢神宮から北東へ約8kmの場所にあり夫婦岩が見える海の目の前の二見興玉神社。御祭神は道開きの神様である「猿田彦大神」で、縁結びや夫婦円満、交通安全などにご利益があるとされています。二見浦は古来「清渚」とも呼ばれており、参拝者がお伊勢参りをする前に海水を浴びて禊をした場所と言われている。現在も伊勢神宮前に参拝する訪れる人が多くいます。
境内には御祭神のお使いとされる、二見蛙(無事にかえる、貸したものがかえる)が多数奉献されています。
開運と良縁祈願の作法
- 手水舎で手を清める(願いを唱えて水をかけると叶うと言われる満願蛙)
- 輪注連縄で身を清める(本殿などに置かれた輪注連縄で体をさすって穢れや体の痛みを託す。初穂料300円)
- 本殿におまいり(猿田彦大神を祀る本殿へ。二拝二拍手一拝。
- 夫婦岩にお参り(海中に鎮まる輿玉神石と、日の大神を遥拝する鳥居でもある夫婦岩で良縁祈願)
住所 | 〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575 |
アクセス | JR二見浦駅から徒歩15分 |
料金・時間・休日 | 授与所受付時間:感染症対策のため朝7時~夕方4時まで |
駐車場 | 45台 |
茜社(外宮周辺)
外宮の鬼門を守る女性に人気の茜社。茜社、豊川稲荷神社が鎮座し、伊勢で一番大きはお稲荷さん。牛像が御身体の茜牛天神をお祀りしています。地元では「あこねさん」と親しまれており、数多くのお稲荷さんが奉納されていて、フォトジェニックな鳥居が並ぶ参道など映えスポットが多くあります。
ご神木は大変珍しい、根元が交わった杉の木と楠の木です。さまざまなご縁を結ぶご利益がある「なぎの葉まもり」のお守りも人気です。
住所 | 〒516-0042 三重県伊勢市豊川町274 |
アクセス | JR・近鉄伊勢市駅から徒歩7分 |
料金・時間・休日 | 参拝自由 |
駐車場 | なし |
松尾観音寺(伊勢市内)
松尾観音寺は奈良時代初期に行基が創建したと伝わり、本堂裏の池に龍が住んでいたという龍神伝説が残る日本最古の厄除け観音です。十一面観世音菩薩像をご本尊として災難除け、縁結びにご利益があるとされています。本堂の床を張り替えた際に浮かび上がった龍神の顔に触ると幸せになれると言われています。厄除けは3月入って初めての午(うま)の日=初午に祈願をするのが最もご利益があるとされているそうで初午大祭として、一年間で、この日しか執り行わない 千三百年前から伝わる特別な秘法で お祓いをするそうです。
住所 | 〒516-0014 三重県伊勢市楠部町156−6 |
アクセス | JR・近鉄伊勢市駅から車で10分 |
料金・時間・休日 | 参拝自由 |
駐車場 | 10台 |
朝熊岳金剛證寺(伊勢市郊外)
朝熊岳金剛證寺は伊勢神宮の鬼門を守護するお寺で「伊勢の奥の院」とも呼ばれているお寺です。伊勢音頭には「お伊勢のかへりに朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参宮」と唄われ、お伊勢参りの最後に参詣するお寺として伊勢神宮と共に参拝する習わしだったようです。境内には弘法大師が掘ったと伝わる「連間の池」があり、5月中旬から9月頃にはスイレンが花を咲かせます。
住所 | 〒516-0021 三重県伊勢市朝熊町548 |
アクセス | 伊勢自動車道伊勢西ICから伊勢志摩スカイライン経由で約9km |
料金・時間・休日 | 9時から15時45分 |
駐車場 | 50台 |
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