タイ（バンコク）は変圧器がいる？電圧は？旅行で使える電化製品などまとめ

旅行に行くときに心配になるのが電圧の問題ですよね？

いつも使っているゲーム機やタブレットなどの充電ができるのか心配になります。

ここでは、タイで使える電化製品やおすすめの変圧器についてまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

タイ（バンコク）は変圧器が必要？電圧は？

タイは日本と同じアジアの国ですが、電圧の設定が日本とは異なります。 日本は100Vですが、タイでは220Vの電圧が使用されています。

日本の100Vの電源にしか対応していない電化製品をそのまま使用すると、ショートして壊れたり、最悪発火の原因になります。

日本の100V電源専用の電化製品を使用するには変圧器が必要です。

また、タイのACプラグの形状はAタイプ、B３タイプ、Cタイプの３種類あり、日本と異なっているので、日本の電化製品や充電器などをそのまま持っていっても、使用できない可能性があります。ただ、タイのホテルでは3タイプとも使用できる汎用型のコンセントが設置されている事も多くあります。２２０Vの電圧が使用できるAタイプのコンセントであれば、そのまま使用することができます。

旅行中は複数の電気機器を充電することが多くなりますので、念の為、変換プラグと電源タップを用意しておくと安心かもしれません。

220Vの電圧が使用されているゲーム機やタブレット

海外対応、と記載されている電化製品は変圧器を使用しなくてもそのまま使えますが、一部の電化製品は変圧器が必要になります。

そこで、海外旅行に持って行くことが多い、携帯電話、ゲーム機、タブレットについて調べてみましたので、参考にしてみてください。

ニンテンドーのSwitchは変圧器が必要？

ニンテンドーのホームページを確認すると、

日本国内仕様のNintendo Switch ACアダプター[HAC-002(JPN)]は、100V～240Vの電源に対応していますが、ACプラグの形状は日本国内用（Aタイプ）です。そのため、海外で使用する場合は、海外用電源変換プラグをご用意いただく必要があります。

※海外用電源変換プラグについては、動作確認を行っておらず、動作保証もいたしかねます。

ニンテンドーホームページより

と記載されています。

タイの電圧は220Vなので、電圧については問題ありませんが、プラグ形状についてはＡタイプでない場合、変換プラグが必要になります。

iPhoneの充電は変圧器が必要？

iPhoneには、海外旅行に便利な「Appleワールドトラベルアダプタキット」という純正の商品が販売されています。各国の電源タップの形状に合わせた7種類のACプラグが含まれており、それぞれ対応する地域がレーザーエッチングで刻まれています。海外への旅行や出張が多い方にとっては、世界中のほとんどの場所で電源コンセントに接続できる完璧なキットです。

また、それとは別にiPhoneの純正充電アダプタはほとんどが全世界対応の電圧AC100～240Vまで対応しており、タイでも問題なく使用できます。

5W USB 電源アダプタiPhone 11 より前のほとんどの iPhone モデルには 5W の電源アダプタが付属しています。

USB 電源アダプタの認定について
iOS デバイスや iPadOS デバイスに付属している Apple USB 電源アダプタは、そのデバイスが販売されている国や地域の政府が定めた安全基準を満たす認定を受けています。米国を含めたこれらの多くの国や地域では、Safety of Information Technology Equipment による基準の IEC/UL 60950-1 に準拠しています。
Apple USB 電源アダプタは、50 Hz 〜 60 Hz で 100 V AC 〜 240 V AC を供給する電源で使用するように設計されています。タイプ A (平らな平行翼のデザイン) の Apple 5W、Apple 18W、および 20W の USB-C 電源アダプタは、10 W および 12W の USB 電源アダプタ (タイプ A AC プラグ付き) と同様、IEC/UL 60950-1 および IEC/UL 62368-1 の基準に準拠しており、400 Hz で 115 V AC を供給する電源での使用に対応しています。
アップルホームページより

iPhoneの充電は電源プラグの性能にもよりますが、例えばダイソーで販売されているUSBポートは電圧AC100～240Vまで対応しており、同じような規格のUSBポートやＡＣアダプタを選べば問題なく充電できます。

fireタブレットは変圧器が必要？

fireタブレットの充電器もAC100～240Vの海外対応のものを使用すれば、問題なく充電することができます。

電源コードが対応していない場合があるため、必ずアダプタと電源コードの対応電圧の確認をしましょう。

ドライヤーは変圧器が必要？

日本で販売されているドライヤーは「海外対応商品」と記載されていない場合は使用できないことがあります。

また変圧器は、対応する消費電力が異なります。ドライヤーやアイロンなどの熱を発する電化製品は消費電力が多く、ショートしてしまう可能性もあるため、取り扱いには特に注意が必要です。

タイで日本製の電化製品を使用する場合は、消費電力を十分にカバーできる変圧器をあらかじめ用意する必要があります。

タイに渡航する前に注意すること

ここでは、タイへ旅行する際の注意点や豆知識など紹介したいと思います。

タイの通貨はタイバーツ（B）

タイの通貨単位はタイバーツ（Ｂ）です。補助単位はサタン（S）です。
２０２３年現在のレートは

１００バーツは４００円です。

タイの時差はマイナス２時間

タイの日本との時差はマイナス２時間です。日本が正午の場合はタイは午前１０時です。タイにサマータイムはありません。

タイへ渡航する際のパスポートの残存有効期間は６ヶ月以上必要

タイへ入国する際の条件として、パスポートの残存有効期間は、入国時に６ヶ月以上必要になります。

タイは３０日以内の観光目的の滞在の場合はビザは不要です。日本国籍であることが分かるパスポートとタイ出国用航空券、滞在期間中の十分な資金（１人１万バーツ相当額以上）の所持が条件になります。

タイのスマートフォンの設定

スマートフォンを持って行く場合は、機内モードに切り替え、データローミングをＯＦＦに設定すれば回線との接続をシャットダウンできます。

Wi-Fi機能は便利ですが、個人情報を抜き取られるケースが発生しているので、無料Wi-Fiを使用する場合は注意が必要です。

タイにはチップの習慣があります

タイには基本的にチップの習慣があります。ほとんどのレストランで１０％のサービスチャージが加算されますが、そうでない場合は料金の１０％を目安にチップを置きます。ホテルでスタッフに個人的なサービスを依頼した場合は２０バーツから４０バーツを渡します。

タイのトイレは水洗？

ホテルやレストラン、ショッピングセンターはほとんどが水洗でトイレットペーパーが完備されています。そのほかの公衆トイレは桶に溜められた水を柄杓ですくい、自分で便器を流す手動水洗でトイレットペーパーはありません。水が噴射するノズルがあることもありますが、これはお尻を洗うものです。拭いたペーパーは便器に捨てず、そばに置いてあるカゴの中に入れます。公衆トイレは有料のところが多く、１回２バーツから５バーツほどです。

モバイルバッテリーは機内持ち込み不可

スマートフォンや携帯電話、その他電子機器等に使用するバッテリー(リチウムイオン電池等)は、国土交通省の指示に基づき、預け入れ手荷物としてお預けいただくことができません。

160Whを超えるリチウムイオン電池（バッテリー）は機内持込をすることができません。 また、ワット時定格量(Wh)の不明なリチウムイオン電池については、航空会社職員または保安検査員にお尋ねください。

他にも機内持ち込みが禁止されているものを一覧にしたPDFが国土交通省のホームページにありますので、不安な方はこちらをご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/common/001425421.pdf

日本に帰国する際に便利なアプリ

2023年4月29日以降に入国される方については、有効なワクチン接種証明書又は出国前検査証明書の提示が不要となりましたが、入国審査や税関申告は引き続き手続きが必要です。

以前は紙に記入して1人ずつ提出しなければいけませんでしたが、デジタル庁が推進しているVisit Japan Webサービスを使用すれば、必要項目を入力してQRコードを表示するだけで手続きができます。