夏のプールや海水浴で欠かせない浮き輪。小学生のお子さんをお持ちの保護者の方から「うちの子にはどのサイズが合うの?」という声をよく耳にします。
去年使っていた浮き輪を今年も使おうと思ったら「あれ、なんだかきつそう…」なんてこと、ありませんか? 小学生は成長が著しい時期なので、サイズ選びは毎年しっかり確認したいところです。
サイズが合わない浮き輪は、水中で不安定になったり、最悪の場合は体が抜け落ちてしまう危険性もあります。この記事では、小学生向けの浮き輪サイズの選び方を、身長・胸囲の目安とともに詳しく解説していきますね。
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1. 小学生に適した浮き輪のサイズとは?
浮き輪のサイズ表記、ちゃんと理解してますか?
浮き輪を見ると「60cm」「70cm」といった数字が書かれていますよね。でも、これって一体何の数字なのでしょうか?
実はこの数値、

浮き輪の直径
を表しているんです。ウエストや身長ではないので要注意! また、浮き輪には「外径」と「内径」があります。外径は浮き輪全体の大きさ、内径は体が入る穴部分の直径のこと。お子さんの体にフィットするかどうかは、この「内径」が重要になってきます。
そして最も大切なのが胸囲との関係です。一般的に浮き輪の内周(体が入る穴部分の円周)は「胸囲×1.1〜1.2倍」が適切とされています。この基準を覚えておくと、サイズ選びがグッと楽になりますよ。
学年・身長・胸囲別 浮き輪サイズ目安表
それでは、具体的なサイズの目安を見ていきましょう。お子さんの学年や体格に合わせて参考にしてくださいね。
| 学年 | 身長目安 | 胸囲目安 | 浮き輪サイズ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 小学1〜2年 (低学年) |
120〜130cm | 58〜60cm | 60〜65cm | 脇でしっかり固定 |
| 小学3〜4年 (中学年) |
130〜140cm | 60〜66cm | 65〜70cm | 丈夫なものを |
| 小学5〜6年 (高学年) |
140〜150cm〜 | 66〜74cm | 70〜80cm | 大人用も候補 |
【小学1〜2年生(低学年)】
- 身長目安:120cm〜130cm
- 胸囲目安:58cm〜60cm
- 推奨浮き輪サイズ:60cm〜65cm
- 特徴:まだ体が小さいので、脇の下でしっかり固定できるサイズを選びましょう
【小学3〜4年生(中学年)】
- 身長目安:130cm〜140cm
- 胸囲目安:60cm〜66cm
- 推奨浮き輪サイズ:65cm〜70cm
- 特徴:活発に動き回る時期なので、丈夫な作りのものがおすすめです
【小学5〜6年生(高学年)】
- 身長目安:140cm〜150cm以上
- 胸囲目安:66cm〜74cm
- 推奨浮き輪サイズ:70cm〜80cm
- 特徴:大人用サイズも視野に入る時期。本人の好みも尊重しつつ選びましょう

ただし、これはあくまで目安です。同じ学年でも体格には個人差がありますので、身長だけでなく胸囲も必ず確認してくださいね。
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2. 浮き輪選びで最も重要な3つの基準
【基準1】胸囲が最優先! 正しい測り方を知っておこう
浮き輪選びで一番大切なのは、実は「胸囲」なんです。特にO型(ドーナツ型)の浮き輪では、胸囲が合っているかどうかが安全性に直結します。
正しい胸囲の測り方
- お子さんにまっすぐ立ってもらう
- 両脇のすぐ下、胸の一番高い位置にメジャーを水平に回す
- 息を吸った時と吐いた時の中間くらいで測定
そして覚えておきたいのが、浮き輪の内周は「胸囲×1.1〜1.2倍」が目安ということ。例えば胸囲60cmのお子さんなら、内周66cm〜72cm程度の浮き輪が適しています。

製品に胸囲の目安が記載されている場合は、それも参考にしましょう。フィット感をチェックする際は、脇の下でしっかり固定され、体が抜け落ちないかを必ず確認してくださいね。
【基準2】身長も参考にする理由
「身長はあくまで参考」とは言いますが、やはり身長も重要な判断材料です。
同じ3年生でも、身長が125cmの子もいれば140cmの子もいますよね。身長を考慮することで、より体にフィットする浮き輪を選びやすくなります。
ただし注意したいのは、「身長が合っていても胸囲がゆるい」というケースです。特に痩せ型のお子さんの場合、身長だけで選ぶと浮き輪が大きすぎて危険な場合があります。必ず身長と胸囲の両方をチェックして、総合的に判断しましょう。
【基準3】対象年齢・体重制限は絶対に守って!
浮き輪のパッケージには「対象年齢」と「耐荷重(体重制限)」が表示されています。これ、実はとても重要な情報なんです。
対象年齢は、その浮き輪が安全に使用できる子どもの成長段階の目安を示しています。体重制限は浮き輪の浮力に直結するため、必ず守りましょう。

年齢に合わない浮き輪は、浮力不足で沈んでしまったり、逆に大きすぎて体が抜ける危険性があります。「もったいないから大きめを買って長く使おう」という考えは、小さなお子さんの場合は特に避けた方が安全です。
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3. 小学生向け浮き輪の種類と特徴
O型(ドーナツ型)浮き輪が定番の理由

小学生に最もポピュラーなのが、真ん中に穴が開いたO型浮き輪です。360度どの方向にも浮き輪があるため、安定感が抜群なんですね。
O型浮き輪のメリット
- シンプルで扱いやすい
- デザインが豊富(キャラクターものなど)
- 比較的リーズナブルな価格帯
- 水面でリラックスできる
ハンドル付きタイプなら、お子さんが自分でしっかり掴めるので、より安心して遊べます。小学生なら自分で持って水に入り、ある程度自由に動き回れるようになる時期なので、O型がちょうどいいんですよ。
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アームリング型は泳ぎの練習にぴったり

両腕に装着するアームリング型は、体が自由に動かしやすいのが特徴です。
アームリング型のメリット
- 泳ぎの練習に適している
- コンパクトで持ち運びやすい
- 収納スペースを取らない
- O型との併用で安定感アップ
サイズはO型のように細かい分類はなく、主に「体重○kg〜○kg用」「対象年齢○歳〜○歳」といった表示を目安にします。サイズ調整は空気の入れ具合で対応できるのも便利ですね。

ただし、アームリングだけで完全に体が浮くわけではないため、保護者の方がしっかり見守ることが大切です。
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その他のタイプも知っておこう
スイムトレーナー(ベスト型)
体に装着するベスト状の浮き具で、浮力を補助しながら正しい泳ぎの姿勢をサポートしてくれます。泳ぎを本格的に練習したいお子さんにおすすめです。
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ボディボード型
板状の浮き具で、腹ばいになって掴まりバタ足の練習などに使います。遊びながら泳ぎの基礎が身につきますよ。
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それぞれの浮き具にも対象年齢や使用目的がありますので、お子さんの水慣れ度合いや目的に合わせて選んでくださいね。
4. 【重要】小学生の浮き輪選びで失敗しないポイント
できれば試着してから購入を!
正直なところ、浮き輪は試着してからネットで買うのが一番確実です。
5月頃からホームセンターや玩具売り場に「浮き輪コーナー」が設置されます。そこには大抵「浮き輪サイズ表」や試着用のサンプルが置いてあるんです。
私の経験から言うと、買わなくても試着だけさせてもらって大丈夫です(店員さん、ごめんなさい!)。実際に試着してサイズを確認してから、スマホで楽天などをチェックして、安い方で購入するのが賢い方法ですよ。

オンラインで購入する場合は、外径・内径の数値を必ずチェックして、お子さんの胸囲と照らし合わせましょう。製品レビューも参考になります。
大きすぎ・小さすぎ、どちらもNG!
「来年も使えるように大きめを…」という気持ち、よく分かります。でも、大きすぎる浮き輪は本当に危険なんです。
大きすぎる浮き輪の危険性
- 体が抜け落ちる可能性
- 水中で不安定になる
- コントロールしにくい
逆に小さすぎる浮き輪は、動きが制限されてお子さんが嫌がりますし、締め付けで痛みを感じることもあります。
身長の目安だけで選ばず、必ず胸囲も測定して、今の体型にぴったり合うサイズを選んであげてください。浮き輪は消耗品と考えて、毎シーズンサイズを見直すのが安全です。
安全基準をクリアした製品を選ぼう
浮き輪を選ぶ際は、安全面も必ずチェックしましょう。
確認したい安全ポイント
- STマーク:玩具安全基準を合格した証
- 二重構造(Wリング):万が一片方が破れても一時的に補助できる
- 空気弁の安全設計:二重弁構造なら空気が抜けにくい
- 素材の安全性:フタル酸エステル類不使用など
ディズニーなどキャラクター製品は、少し価格は高めですが、品質管理がしっかりしている傾向があります。メーカー品を選ぶのも安心ですね。
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5. 施設ごとの浮き輪使用ルールに注意
市民プールでは100cm以上禁止の場合も

せっかく買った浮き輪が「使えません」なんて言われたら、ショックですよね。でも、実は施設によって浮き輪の使用ルールがあるんです。
よくある使用制限
- 直径100cm以上の浮き輪は禁止
- 足入れ型浮き輪は使用不可
- ロープ付き浮き輪はNG
- 使用できるプールエリアが限定
特に市が運営している市民プールでは、安全面や混雑緩和のため、大きいサイズの浮き輪を禁止している場合が多いです。

お出かけ前に施設のホームページをチェックするか、電話で確認しておくと安心ですよ。
海やレジャープールでも事前確認を

海やレジャープールは比較的自由に使えることが多いですが、それでも施設ごとにルールがあります。
波のプールや流れるプールでは使用OKでも、競泳プールでは浮き輪NGといった具合です。また、大型の浮き輪やビーチマットは使用エリアが限定されている場合もあります。

せっかくの楽しい水遊びを台無しにしないためにも、事前のチェックは忘れずに!
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6. 浮き輪使用時の安全対策【保護者必読】
小学生でも絶対に目を離さないで!
「小学生だから大丈夫」と油断していませんか? 浮き輪をしていても、100%安全とは言えないんです。
実際に、浮き輪を使用中の事故は毎年報告されています。ドーナツ型の浮き輪は安定感があるため、逆に親が油断して目を離してしまいがち。でも、これが一番危険なんです。
こんな事故が起きています

- サイズが合わず体が抜け落ちた
- ひっくり返って戻れなくなった
- 浮き輪が破損した
- 流されて岸から離れた

海や川、プールでは予想外のことが起きる可能性があります。必ずお子さんのすぐ近くで見守ってあげてください。
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使用前の点検を習慣に
浮き輪を使う前に、必ずチェックしてほしいことがあります。

使用前のチェックリスト
- 空気漏れはないか
- 破損箇所や亀裂はないか
- 空気弁はしっかり閉まるか
- 変色や劣化はないか
特に去年使った浮き輪は要注意。保管状態によっては劣化している可能性があります。空気を入れてみて、変な音がしたり、すぐに空気が抜けるようなら使用は避けましょう。
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実際にあった怖い話
ここで、実際に起きた事例をひとつご紹介します。

あるご家族が、1年前に買った浮き輪を海水浴に持って行きました。保管状態も悪くなく、見た目も問題なし。でも空気入れを忘れてしまい、口で膨らませたところ、少しパンパンに入れすぎてしまったんです。
すると、海に入る直前に「パン!」と風船のように浮き輪が割れてしまいました。もし泳いでいる最中だったら…考えるだけで怖いですよね。

浮き輪は「割れることもある」ということを、頭の片隅に入れておきましょう。だからこそ二重構造の浮き輪がおすすめなんです。
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7. よくある質問

Q1. 去年の浮き輪は今年も使える?
お子さんの成長具合によります。必ずサイズを確認して、きつくなっていないか、逆にゆるすぎないかチェックしてください。また、1年間保管していた浮き輪は劣化している可能性もあるので、使用前に空気漏れなどを点検しましょう。
Q2. 身長130cmなら何cmサイズがいいですか?
身長130cmなら、一般的には65cm〜70cmサイズが目安ですが、必ず胸囲も測定してください。痩せ型のお子さんなら小さめ、がっちり体型なら大きめが適している場合もあります。胸囲と身長の両方から総合的に判断することが大切です。
Q3. 大きめサイズを買って長く使いたいのですが…
お気持ちは分かりますが、安全性を優先してください。大きすぎる浮き輪は体が抜け落ちる危険性があります。浮き輪は消耗品と考えて、今の体型にぴったり合うサイズを選びましょう。成長期のお子さんには、毎シーズン見直すのが理想的です。
Q4. アームリングだけで泳がせても大丈夫?
アームリングは泳ぎの補助具であり、完全に体を浮かせるものではありません。必ず保護者の方が監視できる範囲で使用してください。水に慣れていないお子さんの場合は、O型浮き輪との併用がおすすめです。
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8. まとめ:【完全ガイド】小学生の浮き輪サイズ徹底解説|身長・胸囲別の目安と安全な選び方
小学生の浮き輪選び、いかがでしたか? ポイントをおさらいしましょう。
浮き輪選びの重要ポイント
- 身長・胸囲・体重を総合的に判断する
- 浮き輪の内周は「胸囲×1.1〜1.2倍」が目安
- できる限り試着して確認する
- 対象年齢と体重制限を必ず守る
- 安全基準(STマークなど)をチェック
- 施設の使用ルールを事前確認
- 使用前の点検と保護者の見守りは必須
「もったいない」という気持ちも分かりますが、お子さんの安全には代えられません。今の体型にぴったり合った浮き輪を選んで、楽しい夏の思い出をたくさん作ってくださいね。

浮き輪があれば安全、ではなく、浮き輪+保護者の見守りで安全。この意識を忘れずに、素敵な水遊びの時間をお過ごしください!
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