雪で転ばない歩き方や裏技、注意する滑りやすい場所まとめ

雪に慣れていない地域では、突然の大雪に見舞われた時
どう対処すればいいのか分かりませんよね？

特に、雪が降った翌日の路面はツルツルになっていて
ハイヒールや通勤靴で歩くのは大変危険です！

ここでは

について解説したいと思います。

凍結した路面で転倒してしまうと
打ち所によっては骨折などの重傷を負ってしまうこともあり得ます。

雪道の転倒防止のための心得を知っておけば、危険が回避できる確率がありますので
参考になれば幸いです。

靴底に貼ると滑りにくい！裏ワザ！

警視庁のホームページで、靴底にあるものを貼ると滑りにくいというツイートがありました。

何だと思いますか？？

それは、「絆創膏」です！

雨の日濡れた路面で滑って転びそうになった経験があると思いますが身近なもので滑りにくくすることができます。それは靴底に絆創膏を貼る方法です。靴底のつま先とかかと付近に貼るだけで滑りにくくなります。水に濡れるとすぐに剥がれそうですが先日やってみたところ1日履いても剥がれませんでした。
警視庁HPより

絆創膏を貼っても、すぐ剥がれそうですが
１日履いても剥がれないなら、やってみる価値ありますよね！

通常歩くときは、かかとから着地している方も多いと思いますが
路面が凍結している場合は大変危険です。

滑る路面では、小さな歩幅で、体の重心をやや前にして
足の裏全体で上から下へ踏みしめるように歩くと、摩擦が大きくなり滑りにくくなります。

また、両手に荷物を持つのは、転んだときに受け身を取れなくなってしまうため
なるべく両手が空くように、リュックなどにするのがオススメです。

方向転換するときや歩き始めるときは
急ぎ足になってしまい、転倒しやすくなるので注意してください！

ウェザーニュースより引用

雪道で転倒に気をつけたいのは、雪が降っている間の路面ではなく、
雪が降った後、濡れた路面が凍っている時です。

降雪時の気象状況によって路面が凍っていないか気をつける必要があります。

路面の凍結（アイスバーン）には３種類あります。

【圧雪アイスバーン】
降雪後も気温が低い状態が続き、路面が車や人の往来で雪が踏み固められて、硬く圧縮された状態の路面。一面白色なのが特徴です。
【ブラックアイスバーン】
積雪後に気温が上昇して雪が溶け、その後気温がマイナスに低下する時に、道路や歩道が薄い氷で覆われた状態。濡れた路面と見分けがつかないので、凍結していることに気づかない場合があります。
【ミラーバーン】
往来する車のタイヤによって鏡のように磨き上げられたアイスバーンです。非常に滑りやすいですが、太陽光を反射しやすいため事前に気づきやすい特徴があります。交通量の多い場所や、交差点手前などブレーキを多用する場所に発生しやすい傾向があります。

上記の路面凍結の状態を見極めて、凍結していないか確かめながら歩くと
転倒を回避できます。

マンホールの上や、排水溝の上など、金属の上は非常に滑りやすい上に
雪で隠れて見えない場合もあります。

また横断歩道は、車の熱で雪が溶けて凍りやすく、タイヤの摩擦で道路が磨かれるので
ミラーバーン化して、とても滑りやすいです。
特に白線部は、普通の路面と違って水が浸みこまないため、薄い氷の膜ができやすくなっているので、注意してください。

ウェザーニュースより引用

路面が凍結したアイスバーンの路面や雪道に
スニーカーや通勤に使う革靴、不安定なハイヒールは適しません。

「滑らない」「濡れない」「暖かい」という3つの機能を備えた冬靴を用意しておくのがポイントです。

滑りにくさは靴底がポイントで、路面に対するグリップ力が強く、
深いギザギザ模様の溝が付いているもの、固い氷や雪をとらえやすい、
ピン・金具付きのものがオススメです。

雪国の人たちは、冬靴を履いていますが、靴裏に着脱可能な靴用のアタッチメントを付けている人を見かけます。

手軽にネットでも購入できるので、かさばる冬靴を持ちたくない人は
普段の靴にアタッチメントを装着するという手段もあります

リンク

普段、雪の降らない地域で暮らしていると
突然の雪で戸惑ってしまいますよね。今からできる準備を整えつつ、普段より余裕をもって行動し、
あわてずに一歩一歩ゆっくり歩くことを心がければ転倒することを防げます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。