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考え方

子供に祖父母の臨終を立ちわせるべきか?

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子供に、祖父母の臨終に立ち会わせるかどうか?悩む方は多いと思います。

私も、母親が余命を告げられたときに、子供を看取りに立ち会わせるのか、とても迷いました。
子供が大好きだった人との「別れ」は突然やってきます。

そこで、私の経験や調べたことを元に「子供に死を伝える」ことについて解説したいと思います。

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子供の「死」に対する認識は変化する

専門家の話によると、子供の年代によって「死」に対する認識は変化していくようです。


中日新聞より引用

呼吸が苦しそうな状態で立ち会わせるのは、「死」に対して恐怖心を抱かせてしまうため、大変危険です。立ち会わせた結果、夜中に泣き出したり、「死」というキーワードだけで泣き出すお子さんもいらっしゃるようです。

「死ぬこと」について免疫をつけ、受け止める方法

子供に「死」や「別れ」に対して免疫をつけることで、恐怖心を少しでも和らげることはできます。
「生き物」を飼うことで、そういった免疫をつけることができます。
特に、「生き物」の飼育などは、お世話をしていく中で身近に「死」が訪れます。
子供は、死ぬともう会えないことを理解し、死骸を庭に埋め、手を合わせて最後のお別れをすることで「死」を認識することが出来ていました。

我が家は「メダカ」を数十匹飼っているので、定期的に何匹か死んでいきます。

祖母が他界した時の子供の様子

私の母が亡くなった時、子供は9歳と6歳でした。子供と私の母は月に一度、家で遊ぶ機会がありました。海外旅行にも数回一緒に行き、仕事が忙しい時などは預かってもらっていました。
子供が生まれた時から当たり前にいた「おばあちゃん」。私の母親も孫を溺愛し、余命宣告をされた際も、孫に会いたがっていました。
危篤になった際、子供達はしっかり「おばあちゃん」の手を握り、「ありがとう」という言葉を投げかけていました。私の母も、孫達の手をぎゅっと握って何度もうなづいていたのが印象的でした。
その晩は持ち直し、2日後、看取ることもできず亡くなってしまいました。
亡くなった後に駆けつけた病院で、子供達は動かなくなったおばあちゃんを見て、頭を撫でたり、手を握ったり、穏やかに「死」を受け止めていたのが印象的でした。
亡くなった後も、お化粧をして綺麗になったお婆ちゃんを見て喜んでいたり、話しかけていました。
火葬場でお婆ちゃんが骨になった時も、怖がることなくお箸で丁寧に骨壷に納めていました。

まとめ

人が亡くなって、骨になる過程は子供にどう映るのか。どう感じているのか。その子供によって受け止め方は様々です。
命について、日頃からどう考えるのか、親子で話し合いの機会を持つことは大事だと痛感しました。
最後に不思議なことがあったので紹介します。母が亡くなる一週間前に不思議なことがおきました。キッチンの上の「火災警報器」が3日間決まった時間になると「警報器の異常です」というアラームが鳴ったり、洗濯カゴの切れるはずのない太い持ち手が、突然切れたりしました。
母の呼吸が弱くなったと病院から電話があった際も、起きてくるはずのない6歳の長男が「足音が聞こえたから起きた」と寝室へやってきました。当時夜の1時30分で、誰も歩いているはずがないのでとてもビックリしたのを覚えています。「虫の知らせ」は本当にあるんだと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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